
炒めた玉ねぎは老化を早める?AGEとは何かを分かりやすく解説
多くの男性は、ハンバーガーやフライドポテト、パンケーキやソーセージが大好きだと思います。
でも、それらの食べ物が含むAGEが、あなたの老化を早め、生活習慣病(血管の病気やガン)を引き起こすキッカケになるかもしれません。
本日の記事では、栄養や健康を気にし始めた男性向けに、AGEに関してお伝えしようと思います。
[st-kaiwa4]AGEを含んだ食べ物を食べると、あなたの老化を早め、生活習慣病にかかるリスクを高めてしまうかもしれないんだ!あなたの健康を守るために、AGEを学んでいこう![/st-kaiwa4]
AGEとは何?
AGEとは、アミノ酸と糖質を一緒に加熱することで発生する物質のことです。
見た目では、アミノ酸と糖質を一緒に加熱すると、色が褐色に変化しますが、あれがAGEの特徴です。
焼きおにぎりを焼くと、色が褐色に変化しますよね。これはAGEを大量に生成するメイラード反応によるものです。
お米には、タンパク質(アミノ酸)と糖質が入っているので、焼くと褐色に変化するわけです。
玉ねぎを炒めるとキツネ色になるのもメイラード反応によるもので、これもAGEを大量に発生させています。
参考にした記事 : AGEがコラーゲン線維を老化させる – AGE牧田クリニック
アミノ酸とは何か
ちなみに、栄養の知識が薄い男性にとっては、糖質は知ってるけどアミノ酸って何?って感じる人が多いと思うので補足します。
アミノ酸とは、タンパク質を形成している物質のことです。
私たちが肉や魚やお米などのタンパク質は、無数のアミノ酸で形成されているわけです。
私たちの体も、全体の20%はタンパク質で出来ています。
つまり、タンパク質にはアミノ酸が含まれるということになります。
なので、タンパク質(アミノ酸)と糖質を焼くと、AGEが発生して、老化現象の促進につながりますよという話です。
AGEを摂取すると何が問題なのか
AGEを摂取することで、どんな問題が起こっていくのか見ていきます。
私たち人間の体を健康に保っているのは、体の中でタンパク質が合成と分解を繰り返し新陳代謝しているからです。
しかし、AGEは私たちの体の中のタンパク質を攻撃して、新陳代謝を健全に行えなくしてしまう。
AGEは、体内に長く留まり続けると言われているので、AGEを摂取すればするほど、体の中でタンパク質の新陳代謝の能力が下がっていきます。
その結果、老化促進を早めてしまうわけです。
AGEは血管も老化させる
人間にとって、血管の若さはそのまま健康につながるほど大事なものです。
アメリカの内科医、ウィリアム・オスラー博士は、「人は血管とともに老いる」という言葉を残しているほどです。
AGEは、血管の老化も促進してしまうと言われております。
例えば、血管には、AGEをキャッチするアンテナ(受容体)があるらしく、これにAGEが結合すると、動脈硬化を進め炎症反応がおこってしまうらしいです。
参考にした記事 : AGEがコラーゲン線維を老化させる – AGE牧田クリニック
AGEが含まれる食べ物
ちなみにですが、先ほど書いたように、AGEはアミノ酸と糖質を加熱する過程で大量発生します。
なので、AGEは、調理の方法に寄ってはAGEの摂取を防ぐことができます。
下記の画像はAGEの多い食べ物と、少ない食べ物を記した画像です。
AGEは、高熱で調理すればするほど増加するので、タンパク質(アミノ酸)と糖質が入ってる食材を焼いたりするのは、なるべく気をつけましょう。